本会議質問のご報告のつづき
【 ❺災害時のトイレにおける防災協定を 】
①大型店舗や病院、マンションなどと、トイレの開放に関する協定を結ぶことができるように援助を。
②わたしは、建築説明会のたびに、災害時には、
・スーパーなどの上階の駐車場は地域の人への開放を
・病院やマンションなど、上階のコミュニティールームは、災害時など逃げ遅れた地域の人の緊急避難場所として
・トイレについても開放を
それぞれ協定を結んでいただきたいことを、伝えている。
③しかし、説明会の都度、ではなく、大型施設などの開発計画が出された時にこそ、協議事項として災害協定が結べるように庁内での連携を願いたい。
〈区の答弁〉
①マンションや大型施設は、地域コミュニティの構成員として、地域住民地域全体の防災力の向上に貢献することが求められていると考える。
②区では、住宅等整備条例で近隣住民の利用ができるため、防災貯水槽や備蓄倉庫、マンホールトイレなどを義務付けている。
③協定もすでに締結している。
④建築主には説明会などでの近隣住民への周知を指導しているが、今後も引き続き指導を徹底し、災害に強いまちづくりを推進していく。
〈答弁を受けての意見〉
①協定を結ぶことになっているのは、「防災貯水槽」のみ。他の防災施設についての周知はなかなかされていないので、今後はぜひ住民への周知をするよう、業者の方々にはご指導願いたい。
②また、最終改正が令和4年のため、現在の実態に合わせたものにしていくことも必要と考える。
*写真*左は条例。右はマンホールトイレの上部分、新しいもの、です。