◾️水閘門(すいこうもん)は、
①写真右下のように、水位の異なる水面の間を、船が安全に通行できるようにする施設です。災害時には、海上と結び物資の輸送路となります。
②江戸川は、水道用水、工業用水などに利用しているため、塩分が入ることは避けなければなりません。そこで、この水閘門が、海水の塩分が上流に遡るのを防いでいます。
③水資源の安定供給にも寄与しています。
◾️「江戸川水閘門」(写真中心)は、
戦後の復興期から82年間、その役割を担って来ました。
しかし、老朽化により、
コンクリートへのクラック損傷なども出て来ているため、耐震性能の向上を図り、環境面にも配慮して、地域をつなぐ整備をすることになりました。
機能アップを図ること、東京都と千葉県、江戸川区と市川市を結ぶものとする。そのために、車両の通行もできるようにします。
総事業費540億円をかけて、
2033(R15)年度の完成を目指します。
国交省の事業となります。
◾️起工式(工事の開始にあたり、安全と無事な完成を祈願する儀式)は、テントの中で行われました。
終わってから、現場まで見に行った時にご一緒したのは、読売新聞の記者さんだけでしたので、記者さんとたくさんお話ができました。
◾️「水閘門広報施設」というものもできていて、月〜金9:00〜16:00まで、見ることができるようになっています。
行徳橋南詰のあたりに、駐車場もあります。どなたでも見ることができますので、ぜひ一度行ってみてはいかがでしょうか。
(下の写真は、国交省の資料より)








