どうしても行きたくて、船橋へ行ってきました。
爽やかな笑顔で、口話と手話で「聞こえない、聞こえにくいってどういうこと?」ということを話してくださいました。
手話通訳と要約筆記もありました。
だから、耳が聞こえなくても、目が見えなくても、講演を聞くことができます。
先輩が僕に無視されたと思った。でもそれは、僕の視界に入っていなかったから。
できるだけ正面で、話しかけてください。
口話だけでは、「渡した」「私だ」
のように、わかりずらいこともあります。そのときに、ジェスチャーもつけてもらえれば、わかりやすいです。
耳が聞こえないという障害を理解するための、とても大事なお話でした。
竹村さんがこれからやりたいことは、デフリンピックへの出場と、講演だそうです。江戸川区にもきてほしい!
と思いました。
私がどうしても行きたい!と思ったのは、実は竹村さんのパートナーのるりちゃんは、私が小学校の教員だったときの教え子なんです。
るりちゃんも耳が聞こえません。だから、口話、口の動きで意思疎通を図りました。私の言っていることがわからないときは、子どもたちがるりちゃんに教えてくれました。
それから十数年経ってから、耳の不自由な方に「あなたの口の動きはわかりやすいです」と言われた時がありました。
そのときに、あっ、これはるりちゃんのおかげだ、と思ったのです。
この日、お母さんになっている、るりちゃんに会えました。
たくさん学ばせてくれて、ありがとう。






