| 会議 | 令和6年決算特別委員会(第6日)-10月08日-06号 |
|---|---|
| 日付 | 令和6年10月08日(火) |
| 開会 | 午前10時00分 |
| 再開 | 午後1時20分/午後3時15分 |
| 閉会 | 午後4時01分 |
| 場所 | 第1委員会室 |
| 案件 | 令和6年度決算審査(第6日) 一般会計歳出 第7款都市開発費、第15款土木費 |
【アスベストについて】
◆間宮由美 委員 アスベストに関連して5点お聞きします。
まず1点目は、民間の建物におけるアスベストについてです。現在、露出した吹きつけ材としてのアスベストがあると分かっている大きな建物は、4件ございます。この4件については、露出した吹きつけ材ですから、どのような状態になっているのかというのが甚だ心配であります。そこに住んでいる方がいるのか。また稼働している工場なのか。空き家になっているところなのか。アスベストあり、危険と告知はしなくても影響はないところなのか。いかがでしょうか。
◎髙澤誠 建築指導課長 個別の物件の詳細につきまして、個人情報にも関わることですのでお伝えいたしかねますが、こちらの現場、職員が現場を確認しておりまして、確認している物件におきましては天井などの手の届かない箇所にあり、また劣化も見受けられない状態だということでございます。今後も現場確認を進めながら、除去や封じ込めなど適切な指導をしてまいりたいと考えております。
◆間宮由美 委員 天井の届かないところ、劣化していないところということで、直ちに危険ではないということが分かっているということだと思いますが、それで少し安心ではあるのですが、しかし封じ込めたものではない、露出しているものであるということは明らかだと思います。アスベストが髪の毛の5,000分の1ぐらいの小さな小さな針のようなものだと言われていますから、少しでもパラパラと落ちてくる可能性があると思います。そこで働く人への健康被害につながってはならないと思いますので、今後も注視していっていただきたいと思っております。
2点目に、露出した吹きつけアスベストがあるかどうかが不明の民間建物が48件あります。不明であるところについては、どのようにアプローチをされているでしょうか。
◎髙澤誠 建築指導課長 資料に不明件数というふうに記載させていただいておりますのは、建物に吹きつけ材がありますが、アスベストの含有が不明という回答をいただいた件数を表しております。数字が昨年度から今年にかけて増えているというところがございますけれども、そちらについては職員がフォローアップ調査、現場調査を行っておりまして、その結果調査にご回答いただいているということですので、不明の件数についても今後も増えたり減ったりということがあるかと存じます。
◆間宮由美 委員 分からないということのために、そのままにはしないということが必要だと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
3点目にはそれらとの関係にもなりますけれども、アスベスト台帳についてです。適宜更新されているということなのですけれども、具体的にはどのように何について更新されていますでしょうか。
◎髙澤誠 建築指導課長 アスベスト台帳の更新につきましては、毎年フォローアップ調査を行って更新をしております。具体的には、郵送・戸別訪問などにより建物の除却の確認、無回答の建物所有者への聞き取りなどを行い更新しております。
◆間宮由美 委員 台帳整備は、飛散性アスベストの情報の整備をするということになると思います。特に、災害時などはこの台帳が大切な役割を持ちます。今フォローアップでずっと追っていってくださっているということですから、この整備を技術系の職員の方がいてくださる営繕課さん、そして災害時の危機管理部の皆さんとの連携の中で、全体にアスベストの状況には目を配っていっていただければと思うところです。
4点目になります。公共の建物におけるアスベストについてお聞きをします。こちらは公共の建物の中では、吹きつけの露出したアスベストは全て取り除かれてはいます。しかし、囲い込んであるアスベストのある建物、これは7件残っています。これは当時の状況で囲い込むことしかできなかったということになっていますが、しかし心配は災害時になります。公共の建物でありましたらば何かしらの場所となりますから、そのときに建物が傷ついてアスベストが飛散する状態であったとしたら利用することができません。また、住民にも重大な健康被害を及ぼす可能性が残っているということになります。そこについてはどのようにお考えでしょうか。
◎眞分晴彦 都市開発部長 区の施設におきましては、地震に対する対応として耐震化工事等を行ってきております。そういうことですので、地震が発災した際にも建物に大きな損傷が起きるという可能性は非常に低いというふうに考えております。封じ込めした7カ所についても、地震によって飛散する可能性というのは非常に低いとは思っておりますが、現在の状況などを見ながら対応の必要性を確認したいというふうに考えております。
◆間宮由美 委員 耐震工事などを行っていってくださるということなのですけれども、先日私たちが視察に行った先で新しくできた建物、それが能登のところでは一部壊れているということもありました。ですので、損傷を受けたら飛散するであろうアスベストがある公共の建物であるということについては、ご認識を改めてしていただきながら、今後どうするかについてはご検討いただければと思うところでございます。
最後になります。
アスベスト除去費用の助成金についてお聞きをします。この助成金ができているものの、残念ながら令和5年度も実績ゼロというままです。その理由についてはどのようにお考えになっていますでしょうか。
◎髙澤誠 建築指導課長 アスベスト除去につきましては、通常何もしなければ飛散することはないというのがまずございます。それによって、我々のほうでご用意しているアスベスト除去等の工事費助成制度は、アスベストの除去後、建物を継続して使っていただく方を対象として建築利用者等の健康被害の防止を目的としておりますので、今のところ解体工事等ほかのところに幅を広げるということは考えてございません。
◆間宮由美 委員 今後のことまでお話し今いただきましたが、アスベストが使われている建物は古い建物なわけです。今除去というお話がありましたが、除去するためにだけの助成金となっていますが、除去するためだけに多額の費用を使うならば解体して建て替えたほうがよいと思うのは当然だと思うのです。ですから、具体的には解体にも使えるようにするということ。
現在、一般住宅に使われているアスベストはほとんどがレベル3となっています。レベル3まで使えるようにするということが今後必要となってくると思います。解体のピークと言われる令和10年、これが近づいていますので、ぜひご検討をしていただきたいということを要望して終わります。
