| 会議 | 令和6年予算特別委員会(第2日)-02月27日-02号 |
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| 日付 | 令和6年2月27日(火) |
| 開会 | 午前10時00分 |
| 再開 | 午後1時10分/午後2時50分 |
| 閉会 | 午後4時27分 |
| 場所 | 第1委員会室 |
| 案件 | 令和6年度予算審査(第2日) 一般会計予算歳出 第2款 経営企画費、第3款 SDGs推進費、第4款 新庁舎・施設整備費、第5款危機管理費 |
【本庁舎跡地について】
◆間宮由美 委員 今の中道委員からのご質問がありました、私も本庁舎跡地についてお伺いをしたいと思います。
令和元年の8月から始まった本庁舎跡地の活用に係る勉強会、これが5年後となる昨年の7月に9回目の報告会が行われました。先ほど課長のほうからお話がありましたが、そのときに警察署ということも出されたというふうなお話でございます。地元の中では、そのときはまだ皆さんにはお伝えしないということも言われていたものですから、やはりそこでは若干の不安も広がったというのも事実でした。しかしその後、区としても丁寧に皆さんと話し合いを続けてくださる中で、合意というふうに先ほど話がありましたけれども、その方向で考えていこうということになったかと思います。
9回目の報告会の中で、大事にしてほしいと地元が要望する3要素がまとめられたわけです。一つは中央地域のにぎわいを維持するということ。二つは、防災機能を持たせるということ。そして三つが将来を見据えるということでした。地元の皆さんが思うのは、この三つの要素を大事にしていってほしいという、そういった建物をこそ、誘致してほしいのだということだったわけです。先日の本会議で、先ほど出ましたけれども、跡地についていよいよ公表がされたということで、小松川警察を移転先として協議を進めていくということになりました。
そこで、改めてお聞きをします。まず1点目に、警視庁に対しては地元が大事にしてほしいと願うこの三つの要素、これをどのように伝えて、そしてどのように話合いを進めていくかということです。2点目には、この3要素それぞれについて、現在考えていることをお聞かせいただきたいと思います。中央地域のにぎわいを維持するためにはどうするのか。防災機能を持たせるためにはどうするのか、将来を見据えるためにはどうするのか、それぞれについてお考えをお聞かせください。
◎小林正孝 財産活用課長 まず、勉強会で示されました三つの点につきましては、これまでの地元の声をまとめた大切なものと認識してございます。今後も地元の思いを受け止めながら区が、警視庁と地元を繋ぐパイプ役となりまして、地元の意見を警視庁へしっかりと伝えてまいりたいと考えております。
続きましてのご質問の3点につきましてどうするかということですが、まず、にぎわいの維持につきましては、警察署という官公署が立地することによりまして、署員を中心として安定的な人の流れが保たれると考えております。その上で、まちの更なる活力を期待しまして、警視庁には、施設の複合化、そちらを要望してまいりたいと考えております。
続きまして防災機能についてですが、警察署が立地することによりまして、防犯防災につきまして、安全安心の向上が図られるものと考えます。
最後に将来を見据えるという点についてですが、こちらにつきましては官公署でありますれば、永続的な施設としてそこにあり続けまして、様々な効果をもたらしていくものと考えます。こうした考え方を、警視庁のほうにはしっかりと伝えてまいりたいと考えております。
◆間宮由美 委員 課長が今おっしゃってくださったように、この3要素が大切なものとして、警視庁とのパイプ役になってくださるということで、やっぱりそこのところが一番大切なことなのかなと思っております。ただその際に、警視庁がまず建物の中身なんかを決めていくと思うのですけれども、そのときにもう決めてしまったから変えるのは無理ですというふうにならないように、地元の意見をまず早くに吸い上げていただきたいと思います。皆さんの意見を聞く会などをまず設けていただきたいと思います。複合施設という先ほどのお話もありました。そういったことも含めて、ぜひそういった会をまず設けていただきたいと思います。
具体的に3要素について、現在をお考えのことをお聞きしました。警察署などの官公署が来ることで、安定的な人の流れが維持できるというお話でした。でも、本当にそうでしょうか、と思うんです。というのは、例えば弁護士さんは接見に行かれます。都内のたくさんの、都内の警察署ほぼ全てに行かれている弁護士さんにお聞きをしました。警察署の周りはどうですかということで。そうしたところ、警察署の周りでにぎわってるところというのは、ほとんどないのではないだろうか、というふうに言われました。私自身もいくつかの警察署に行きましたけれども、でも周りがにぎわってるという感じのところはありませんでした。では、警察署が来たらにぎわいはないのか。不安になるのではなくて、そうではなくて、私が申したいのは、その現在の各警察署の現状を知ることで、ではどうしたらにぎわうことができるのかということを今から考えておくことができるんだと思うんですね。多分人がたくさん来るだろうと、だからにぎわうだろうとだけ考えていると、いやこんなはずではなかったというふうになってしまうこともあるかもしれない。だから、今から警察署のところで、どうしたらにぎわいをつくれるのかということを考えたいということを提案したいと思っています。
既に地域から出ている声としては、例えば先ほどの複合施設というのもございますし、また建物の中に免許証の更新センターができないだろうかとか、あるいは前面を庭にして、そしてテーブルや椅子などを置いて、誰もがそこでおしゃべりしたり何かちょっと食べたりとか、できるような空間になったらどうだろうかとか、いろいろな意見が出ます。ですから、それらをぜひ聞き取っていただきたいと思っています。
防災機能という点では、今マンションの新築などのときもそうなんですけれども、高い階の位置にその地域の人が逃げることのできるスペースを取って欲しいということでお願いをすることが多いです。今、松江病院さんも建て替え中なんですけれども、やっぱりその上部の階には地域の人が逃げられるスペースを取ってもらっています。ですから、警察署の中にも例えばそういった部分を上の階に作ってもらう。あるいはまた地下に、首都圏外郭放水路のように水を受け取ることのできる防災地下神殿、こういったものを作ってもらうなど、考えられる具体的なことがあると思いますので、ぜひ提案をしていっていただきたいと思っています。
大切なことは、警察が来てくださるということで、先ほど課長からあったように防犯という面では本当に安心できるまちになると思うんですね。ですから、この地域が安心できる場所として警察が来て良かったねって、地域の皆さんが心から思えるようにすることだと思います。5年間かけて行った勉強会、決して無駄にすることがないように、地元の意見は必ず吸い上げる、課長がおっしゃってくださったように、そのことを大事にしていただきたいと思っております。
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【今の地区防災計画と、もし、関連がなければ消防団小屋について】
◆間宮由美 委員 今の地区防災計画と、もし、関連がなければ消防団小屋についても引き続きお伺いをしたいと思います。
元旦の能登半島地震について、誰もが胸を痛めていることと思います。そして、この江戸川で同じように地震が起きたらどうするのかということを一人でも多くの人が自分の頭で考える、そのことが必要なのだと思っています。
まず、地区防災計画についてお聞きします。
平成25年に災害対策基本法が改正されて、地区防災計画制度が創設され、翌年の26年4月から施行されています。今年で10年が経つわけなのですけれども、各町会自治会団体で地区防災計画をつくろうと呼びかけてはいるものの、なかなか進んでいないのが現状です。私はこの計画というのは、災害時にその地域から1人の死者も出さない、関連死も出さない計画だと思っています。ですから、この計画をなるべく早くに地域ごとにつくっていくことが大切なのだと思っています。そのためにどうしたらよいか、ということを考えていきたい。その視点で2点お聞きします。
まず、1点目は、地区防災計画はなぜ進めなければならないのかということです。そのことを区がどのように発信なさるかということが、まず大事なことだと思いますので、お聞きします。
2点目には、どのように策定を進めていくかということです。先ほど、伊藤委員のところにお答えがありましたが、防災士を派遣していますということでしたが、私はもう少しそこの点についてお聞きしたいと思います。
現在、策定済みが七つの町会自治会管理組合です。策定中が二つの町会管理組合であります。江戸川区に275の町会自治会がある中で、地区防災計画制度が創設されてから、10年が経つわけですが、275のうち、まだ七つだけ。それをどのように増やしていこうとされているか、そのことをお聞かせください。以上2点、お聞かせください。
◎山田康友 地域防災課長 まずはじめに、1点目のご質問についてです。
東日本大震災では、自助・共助・公助がうまくかみ合わなかったために、大規模広域災害の後の災害対策がうまく働かないということが認識されました。その教訓を踏まえて、災害対策基本法で、地域コミュニティにおきます共助による防災活動の推進の観点から、地区防災計画制度が創設されたという経緯がありました。それが、計画策定の意義だと認識しております。
今後どのように増やしていこうということですが、引き続き、制度の概要や地区防災計画の手引、防災士の派遣制度について、ホームページ等でご紹介していくと同時に、先進的な事例については、広報等でご紹介をしたり、避難所運営協議会を通して、こういった取組みがあるということをお伝えしていきたいというふうに考えております。それで広めていきたいというふうに考えております。
◆間宮由美 委員 江戸川区防災会議が、江戸川全体の防災計画である江戸川区地域防災計画をつくってくださっています。そしてその中でも、地区防災計画との連携ということが、総則の第6節に記されています。公助はもちろん区が主導して頑張ってくださるわけなのですけれども、身近なところでの共助・自助を進めるためには、どうしてもこの町会単位の計画が必要だということを感じています。
例えば、避難所運営ももちろん地域が必要なのですけれども、江戸川区は家が大丈夫であれば在宅避難を推奨しているわけです。では、在宅避難のときに地域の一人ひとりの生存をどう確認していくのかとか、水や食料やそして情報などもどのように伝えていくのか、そういった地域がやることがたくさんございます。でも、これをつくり上げていくというのは、非常に難しいのかなということは資料を見ても分かります。いただいた資料の中で、ずっと何年も見させていただいているのですけれども、令和3年この資料を見てみますと、地区防災計画をつくりたいということで申込みをした団体が七つありました。七つの町会のうち、しかしその後、六つの町会自治会の名前がなくなってしまっています。ですから、いろいろとやっぱり実際に進んでいくというのは難しいのだろうなというふうに思うのですね。
私の暮らす町会でも、地区防災計画をつくろうと言ったときに、地区防災計画って何、何だか分からないというところから、地区防災、地区防災と言っていて、1年近くかかって、ようやく出発になったのですけれども、まず身近にしようということで、名前を考えようとみんなで話したのですね。それで、地区防災計画というのは、みんなが助かる、みんなで助かる、そういう計画だ。みんなで助かる。じゃあ、タスカルにしようとしたわけです。タスカルという名前で、今ようやく進み始めて、中学生の子たちなんかも一緒にやって、核になってくれて、先日も3回目の会を行ったところなのですね。
昨年の本会議で、この地区防災計画についてお聞きしましたときに、町山部長のほうから、顔の見える関係、そういうチームをつくって計画にしていくこと、魂の入った計画をつくっていきたいとお答えがありました。まさに、取組みを始めますと、部長がおっしゃったとおり、顔の見えるチームでつくっていく、魂が入った計画をつくるということなのだというふうに実感をしているところです。ですから、ぜひ各町会に入って、一緒につくり始めていただきたいと思うのです。ホームページ等でお知らせをするということなどがね、先ほどもお話がありましたが、やはりその分からないというのが一番だと思うのです。ですから、各町会に皆さんが行ってほしい。もちろん私たちも行って、各町会にもお知らせをしたいと思っています。つくり始めると、あとは町会で何とか進んでいくということもありますから、まず始めるところに力を貸していただければというふうに思うところでございます。
引き続き、関連がなければ、消防団小屋のことをお聞きします。
現在の消防団小屋は、江戸川区全体では74あります。その中に水道のない小屋が29、電気のない小屋は10あります。消防団小屋に水道がないこと、電気がないことについて、どうお考えでしょうか。また、このことについては、今後どのようにされていくでしょうか、お聞かせください。
◎山田康友 地域防災課長 提供しました資料の中に、消防団小屋というタイトルがありますが、消防団小屋の中には、消防団の分団本部の施設と格納庫の二つが含まれております。消防団の施設は、東京消防庁が配置計画や維持管理を行っておりまして、格納庫には倉庫としての機能が必要だと聞いております。消防団活動は区民の生命、財産を守るために欠かせない活動でありますので、状況については東京消防庁と引き続き情報共有をしていきたいというふうに考えております。
◆間宮由美 委員 格納庫ということなのですけれども、各消防団によって必要なのに、水道も電気もないというふうにお困りのところが幾つもございます。消防団小屋は79ですが、分団でいえば26です。お困り事のことなどあれば、消防署とも共有していってくださるというふうに、いつも危機管理部もおっしゃってくださっていますので、ぜひお困りである分団の声を聞いていただきたいと思っています。
そして、分団の活動が十分できるようにすることこそ、防災とか減災に必ずつながりますので、26の分団にはそのお困り事などをぜひ聞いていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。
