| 会議 | 令和6年決算特別委員会(第7日)-10月10日-07号 |
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| 日付 | 令和6年10月10日(木) |
| 開会 | 午前10時00分 |
| 再開 | 午後1時05分/午後3時15分 |
| 閉会 | 午後5時15分 |
| 場所 | 第1委員会室 |
| 案件 | 令和6年度決算審査(第7日) 一般会計歳出 第16款教育費 |
【シルバーセンターさんなどによる登下校の見守り、またもう一つは学校図書館における学校司書の常駐配置などについて】
◆間宮由美 委員 他の区から来られた先生方からは、江戸川区にもあったらいいのにと言われることが幾つかございます。
その一つがシルバーセンターさんなどによる登下校の見守り、またもう一つは学校図書館における学校司書の常駐配置などです。そして、もう一つが今、議論になっていましたパソコンの使い勝手ということで、これはどこの部屋でも使えるようにしてほしいというのが先生方からも上がっています。
私がお聞きしたいことは、先生方のパソコンについてお伺いをしたいと思います。現在、先生方は二つのパソコンお持ちであって、一つはiPad、もう一台は職員室などで使う校務用パソコン、ノートパソコン、これがC4thというシステムになっていますが、このシステムで何が問題になっているかというと、子どもたちが持っているiPadと連携が取れない、そのために、例えば先生が校務用パソコンで教材を作っても、そのままiPadには移せないために作った教材の写真を撮って貼り付けるなど、非常に手間のかかることをしているといいます。小さなiPadでも教材や資料を作っている先生もいるのですけれども、小さな画面で作るということはどれほど大変なことかということは誰もが分かると思います。
また、逆に子どもたちが作ったものを共有するといっても、iPad止まりのものですから校務用パソコンには移動ができない、だから、編集などもすぐにはできないという状況になっていると言われます。このような状況については教育委員会としても把握をされています。
では、令和5年度どのように課題を捉えておいでであったか、また、どのように改善を図ろうとされていたかということをお聞かせください。
◎飯田常雄 教育推進課長 令和5年度におきましては、先ほども申し上げましたように校務用のパソコンの入替えを行わせていただいたところでございます。委員さんがおっしゃるように、校務用のパソコン、主に個人情報を扱うような業務が多いのですが、こちらと教育用のパソコン、児童生徒の1人1台のタブレット端末等を連携してできたほうがいいという事務は確かにあろうかと思いますが、一方で、やはり個人情報が漏えいする危険というところはリスクとしてあると考えてございます。現時点ではセキュリティをしっかり担保するというところでこの扱いを分けて扱ってございますけれども、将来的なところとしては、先ほど申し上げましたような国の検討状況もございますので、今後、研究していきたいと考えてございます。
◆間宮由美 委員 国の検討状況を見てということでございました。私、文科省にお聞きをしました。そうしましたら、この担当は学校デジタルプロジェクトチームの中の学校情報基盤・教材課というところでした。ここでは令和5年度からモデルケースとして実証実験を始めていまして、去年は秋田県と山口県、今年は秋田県と新潟県だそうです。ここでロケーションフリーといって、職員室でしか使えないパソコンを校内どこでも使えるようにするということ、また、児童生徒との端末と自由に行き来できるようにすること、教員が持つ1台のパソコンでできるようにするために概算要求も出しているということでした。今、問題になっているセキュリティの問題、個人情報流出は絶対にあってはならない、だからそのためにどうするかということで、新しい校務用端末における本人認証などのセキュリティを強化して、個人情報の取扱いの件をクリアできるようにしていくということで、今、国は文科省のほうは既に実証実験を始めているということでした。これはいつから全国で使えるようになるのですかとお聞きしたところ、令和11年度、ここには全国の学校で使えるようにしたいということでした。でも、令和11年度はあまりに遅いのでいろいろとお聞きをしましたところ、各道府県、また東京都の場合は各自治体ごとでもシステム更新の時期などと合わせながら、順次一本化していくということにしていってよいようにするということだったのですね。来年度からでも変えたいと思えば変えられるのですかとお聞きしましたらば、概算要求中ではあるけれども、通ればそのようにできるということでございました。江戸川区の場合、去年変えたということだったのですけれども、しかし文科省としてもいっときも早く、やはり次世代型の校務を整えられるようにしていきたい、そして先生方を応援したいということだったのです。ですから、江戸川区としてはいつから変更できるのか、検討を始めていただきたいということを改めてお願いをしたいと思います。
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【PTA活動について】
◆間宮由美 委員 課長からはPTAは重要、必要とのご答弁がございました。私もそう思います。そこで、PTA活動を支えるためにということでお聞きをします。
PTAの皆さんからの要望として出されている一つに、PTAの部屋にWi-Fi環境をということがあります。それは共働き世帯が増えていることもありまして、会議をするときにまだ仕事場ですという方も多くいらっしゃる、そのときにPTAの部屋にWi-Fi環境が整えられていれば、職場からZoomなどの参加ができるようになるといいます。また、それ以外にも、作業データを同期したりメールなどでの外部とのやり取りもできるようになりますし、コピー機など接続もできますから、作業効率が格段によくなります。
そこで、江戸川区では、コロナ禍のときに自宅にWi-Fi環境がない子どもたちのためにモバイルWi-Fiを購入して学校に必要数をお渡ししていると思います。現在、そのモバイルWi-Fiについては、学校ごとに必要な場所でも使えるようにしているというふうにもお聞きしていますが、使い方は学校で決めてよいということでしょうか。例えば、PTAの部屋でも使うことは可能でしょうか。
◎飯田常雄 教育推進課長 コロナ禍で、子どもたちの家庭学習のためにモバイルWi-Fiルーターを配備して、子どもたちへの貸出しを行っているところでございます。
一方で、この配備したモバイルWi-Fiルーターにつきましては、江戸川区だけでなくて全国的な状況なのですけれども、当初想定していたよりは利用する児童が少ないということで、活用されていない端末があったと。こういう状況の中で文部科学省から、当初の目的は子どもの家庭学習でありますけれども、少し幅を広げて活用してほしいと、こういった事務連絡をいただいているところであります。どういった活動に利用できるかというところについては文科省の通知に例示がありまして、何でもいいというわけにはいかないのですけれども、例えば教員の研修、また、児童生徒の課外学習、それと併せて、PTAの活動でも活用していいというふうな通知もございますので、PTAの皆さんに使っていただくことは可能でありますし、実際そのように活用している学校もあると伺ってございます。
◆間宮由美 委員 文科省の通達もあるということですが、知らない方が大変多くいらっしゃると思います。ですので、モバイルWi-Fiルーター、各学校にPTAの部屋も含めて使えるのだということをぜひお知らせいただきたいと思っています。
また、どこの場所でもWi-Fiが使える環境ということは、先ほども申し上げましたが先生方からの要望もございます。さらには、学校が避難所になっているということからも、通信環境を整えるということは急ぎ必要なことになっておりますので、このモバイルWi-Fi以外にも改めてご検討を進めていってください。
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【日本語指導員について】
◆間宮由美 委員 日本語指導員について、私もお聞きをしたいと思います。
外国語を母国語とする子どもたちのために、江戸川区で日本語指導員を今1人当たり80回、160時間までつけてくださっています。5年度には58人の方が日本語指導に当たってくださっているわけですけれども、今ほどもありましたように、外国人、また帰国児童生徒が増えていることからも、それから年度途中で急に日本へ来ることになるお子さんもいらっしゃって、日本語指導員の確保には各学校で大変ご苦労していると聞いています。
教育委員会としても、今課題として人材確保ということが挙げられていましたが、外国語を母国語とする子どもたちが、学校生活における言語の問題をクリアするためには、人材確保ということのほかにも何が課題だと思われているかということを改めてお聞かせください。
◎佐藤嘉弘 教育指導課長 やはり言語を学習するということは個人で差があります。得意な子もいれば、やはり言語が苦手な方もいらっしゃいます。
そういう中で、やはり個に応じた指導法ができる指導員というところが課題。また、決まった先ほど80回、160時間というお話がありましたけれども、やはり人によってはもう少し時間が欲しいという子もおりますし、もっと早く習得する子もいますので、個に応じた指導時間というところが課題になってくるというふうに考えてございます。
◆間宮由美 委員 日本語指導員は、学校から相談があったら、まずは学校で探してください、そして、いなければ相談に乗りますというのが教育委員会としては基本になっているとお聞きをしています。現在、区には69名の方が指導員として登録されているとのことなのですけれども、でもこのような登録先があるということ自体がほとんど知られてないと思うのです。
例えば先日も親御さん、それから学校からご相談を受けたので、私もお探ししたところ、6名の方が名のりを上げてくださいました。この方たちは人生大学の国際学科の卒業生の方々でした。そこで考えました。人生大学の卒業生の方々を含めて広く区民に呼びかけまして、日本語指導員の人材バンク的なものというのをつくってはいかがかと思います。さらに、学校としても子どもとのマッチングがしやすいようにするためには、来てもらえる曜日、時間、地域などがすぐに確認できるようにすることと先生方からは言われます。
なので、アプリをつくっていただければ、教員の特に副校長先生が担うことが多くて、何回もいろいろな方にお電話してみたいなことが多いのですけれども、でもそのアプリがあることで、仕事量を目に見えて減らすことができると思います。ですので、ぜひこの人材バンクの大々的な呼びかけとマッチングアプリの開発ということをお願いしたいと思っています。
また、全く言葉の分からない授業の場にいることというのは非常に苦痛なことであるわけなのですけれども、ドイツでは、国の言葉をまず1年でも2年でも勉強して、それから学校教育の中に入っていくと言います。学年が違ったとしても、その子のためにとてもよいシステムになっていると思うのです。これは江戸川区独自では難しい面もあるとは思うのですけれども、先ほど課長がお話しくださいました個に応じたやり方、個に応じた方法ということで、今ある80回、160時間の撤廃ということもお考えいただきたいと思いますし、一人ひとりに合った学習環境をつくるためにはどうすればいいかということで、お考えをぜひ進めていただければと思うところです。
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【部活動指導員と部活動外部指導員について】
◆間宮由美 委員 部活動指導員と部活動外部指導員についてです。
せっかくのよい人材がいても、なかなか指導に来ていただくことにつながらない、そこには時給の安さがあるのではないかということを校長先生方からお聞きします。このままだとよい人材も他区へ行ってしまうのではないかと心配もされています。そうなると、働き方改革も進まないということで、区として部活に係る指導員については、どのような課題認識をお持ちでしょうか。
◎佐藤嘉弘 教育指導課長 今お話の中で、部活動指導員と部活動外部指導員という2種類の業種が出ましたけれども、まず、部活動指導員というのは、部活動において校長の監督を受け、技術的な指導に従事する方のことを指します。区の会計年度任用職員として教育委員会で面談を実施し採用しております。募集は区のホームページで公募しておる、または学校からの推薦者等から決定してございます。現在、部活動指導員の報酬が1時間1,668円となってございます。こちらは東京都からの補助金や区の会計年度任用職員の規定に基づいて決定してございます。また、勤勉手当も支給されてございます。
一方、もう一つの職種である部活動外部指導員ですけれども、例えば顧問となった教員が専門知識に乏しく、生徒が専門的技術指導を受けることができない場合など、顧問を補助する形で主に技術指導を行うものを指します。こちらは1時間当たりではなく1回の指導につき、令和5年については2,000円の報酬となってございます。
部活動指導員につきましては、先ほどお話あったように、1時間当たり2,000円以上の報酬を出している自治体も実際ございます。部活動の地域移行などにより、今後、部活動指導員の需要はさらに高まることが予想されております。部活動指導員、外部指導員の皆様の勤務環境の改善に取り組んでいきたいと考えてございます。
◆間宮由美 委員 課題として認識いただいているということが大切なことだと考えます。ぜひ子どもたちのために、先生たちのために、勤務環境の改善に取り組んでください。
