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議会録

会議 令和3年12月 建設委員会-12月21日-09号
日付 令和3年12月21日(火)
開会 午前9時00分
閉会 午前9時41分
場所 第5委員会室
案件 ●案件
 1 陳情審査 第73号、第88号、第89号、第98号…継続
    第73号:江戸川区景観条例 施行規則の一部改正に関する陳情
    第88号:住民に犠牲を強いるスーパー堤防構想は中止し、SDGsの理念に
         基づく人に優しい強化堤防(フロンティア堤防・アーマーレビー等)
         の採用を求める陳情
    第89号:都市計画道路補助第283号線拡幅計画の断念を求める陳情
    第98号:篠崎公園地区まちづくりにおける補助第288号線ボックスカルバ
         ートの見直しを求める陳情

 2 所管事務調査…継続
【第73号:江戸川区景観条例 施行規則の一部改正に関する陳情】

◆間宮由美 委員 ここで出ています西なぎさですが、国の指定鳥獣保護区に指定されているということになっています。改めて、この西なぎさにビジターセンターを設置するという目的について、お聞きしたいと思います。

◎室井邦昭 都市開発部参事〔都市計画課長事務取扱〕 今お話のありましたビジターセンターの設置の目的でございますけれども、先の4月13日に提出させていただいた資料のほうにも記載させていただいておりますが、東京都のほうから葛西海浜公園が開園から30年が経過して、トイレとか案内所等が老朽化しているというふうなこと。それから地域団体を核とした各種活動、清掃ですとか海水浴体験とかいったことも活発化する中で、シャワー等の新たな機能の需要も発生しているというようなこと。また、ラムサール条約、湿地へ登録がされたということもありまして、その湿地の重要性のPRですとか、環境学習の機能の確保といったこともありまして、設置をしていきたいというふうなことだと聞いてございます。

◆間宮由美 委員 ラムサール条約の湿地登録区域には、この西なぎさ自体は含まれてはいないけれども、だがしかし隣接する海面区域が登録地になっているということで、西なぎさも含めて海浜公園としての最大限の配慮をすることが必要だと思われます。
 ラムサール条約の基盤となる考え方の中に、交流・学習というのもございますので、このビジターセンターがそういった役割を持つものになるだろうということで、これまでの委員会の中でもずっとお話を聞いてまいりまして、老朽化、それから活動の新たな拠点になるということなんかも含めて、確かに必要なものであると私は認識をしておりました。
 ただ、実際に絶滅危惧種のコアジサシ、ここコアジサシの営巣地域でもあるということで、これについても配慮をしたということであったんですけれども、実際の飛来数を見てみますと令和2年、コロナの影響で閉鎖していた時期、この時期には数百羽のコアジサシが飛来をしていたということです。ところが今年、仮設の平屋プレハブ建物が設置された後には、作業用の駐車スペースとしても活用されていたということですが、そうしましたらコアジサシの飛来は数十羽程度になってしまったということなんですね。とすると、少なからず何か建物が建つこと、人が来ることによって影響があるのではないかと思われるところです。これにつきましては、ぜひ、専門家の意見も聞きながら、計画をしていってほしいということを東京都に改めて要望していただきたいと思っております。
 この陳情の中で、景観ということに触れられています。なぎさ橋の歩道の高さというのは最高部でAP8.858メートル。この高さというのはビジターセンターの1階の高さ、いわゆる2階の床の高さですね。この8メートルとほぼ同じぐらいになるようなんですけれども。今、2階建てということで造る予定がされているわけですけれども、2階建てとして陸屋根の高さを計算しますと11メートル程度になるのではないかということです。この11メートルということが、景観ということにおいて本当にこれで良いのかどうか。視察に行かせていただきまして、大丈夫じゃないかなみたいな感じは受けて帰ってきていたわけなんですけれども、実際11メートルとなったときに本当にそれで良いのだろうか。そこについて現在、東京都の話し合いがどうなっているか、意見収集などそこを使う方々含めての皆さんからの意見収集などはどうなっているかということをお聞かせください。

◎室井邦昭 都市開発部参事〔都市計画課長事務取扱〕 まず、階数ですが、今2階建てというふうなことで、当初は2階建てというふうなことで計画がございましたけれども、今は改めて検討するということで、2階建てが確定したというわけではないというふうに聞いてございます。
 それから、今の検討状況ということでございますけれども、今、いろいろ各関係者の方、団体の方から意見を聞くというふうなことが必要というふうなことで、まずはこの懇談会ですね、これまでも開催してきた懇談会を開催してご意見を聞いていきたいというふうに聞いてございますが、開催の時期、それから、どういう形で開催するかということについては、今、都のほうで検討しているというふうに聞いてございます。

◆間宮由美 委員 これまでも、関係者の意見をきちんと聞くこと、また江戸川区の意見もきちんと聞くということでお話をされてきましたので、東京都はきちんと聞く姿勢をお持ちだとは思います。ただ、この期間が空いている中で、皆さんの意見がどのように聞かれていくのか、その間に東京都のほうでどのような話合いが、都として話合いがされているのか、そこが何もないまま進んでいるわけではきっとないと思いますので、次回には、ぜひ、東京都としての進行状況などをお聞かせいただければと思います。
 また、先ほど申し上げたコアジサシの飛来数などにおいても、専門家への意見をきちんと聞いていただきたいという要望を改めてお願いをしたいと思います。

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【第88号:住民に犠牲を強いるスーパー堤防構想は中止し、SDGsの理念に基づく人に優しい強化堤防(フロンティア堤防・アーマーレビー等)の採用を求める陳情】

◆間宮由美 委員 陳情の真ん中頃ですかね、書かれていますことについてお聞きをします。
 旧建設省が1990年に整備を計画したものだったけれども、国交省は何故か2002年にこの指針を廃止し、ダム中心の開発に切り替えましたとございます。この何故か指針を廃止した、そしてダム中心の開発に切り替えたとございますが、ここについてどのようなことかということを具体的にお聞きしたいということが一つ。
 もう一つは、その後に書かれていますフロンティア堤防「アーマーレビー工法」の強化堤防が復活したとございます。復活したということですけれども、これが今現在直近で、国のどこで幾つ作られているかという、この2点についてお聞きをします。

◎田中正淳 計画調整課長 前段のダム中心の開発に切り替えましたという、その具体的に国がどういう方針でそこにかじを切ったというのは、ちょっと今現在分かりかねますので、情報等調べて分かるようであればまた次回報告させていただきたいと思います。
 それから、フロンティア堤防、アーマーレビー工法の強化堤防復活しましたというのは、前にもお話しましたが、要するに高規格堤防整備期間以外の通常堤防の部分のところで、いわゆる粘り強い堤防のために、そういった工法を採用したところがあるというふうに聞いております。

◆間宮由美 委員 その粘り強い堤防ということで、では国のどこで幾つ採用されているかということは、次回またお聞かせいただければと思います。

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【第89号:都市計画道路補助第283号線拡幅計画の断念を求める陳情】

◆間宮由美 委員 56年前に決められたものだから、全ていけないということではないと思います。しかしながら、56年前に決められたときとは生活様式も全く変わっている中で、本当に必要であるかということについてはきちんと考えなければいけないということであると思います。この陳情書では断固撤回ということを求めておられます。区に対してこのような反対のご意見、あるいは逆に賛成のご意見など入ってきているものがあれば教えてください。

◎田中正淳 計画調整課長 この283号線について、今、ここ数年、建設委員会でご審議いただいておりますけど、表立ってこういう形で出てきているのは、この建設委員会での陳情のみで、あと賛成とかそういう声というのはなかなか逆に聞こえてこないというか、賛成だから進めてくれというところはなかなか出てこないところがありますので。私どもが公に把握しているのは、この議会でおける陳情の部分のみでございます。

◎立原直正 土木部長 すみません、若干補足させていただきますが。この道路を造ってください、ぜひ賛成ですということではございませんけれども、地区の課題として大型車両の進入、遠方からのというようなご指摘なども、これは多々いただいております。あと、岩槻街道、都道でございますけれども、こちら非常に狭くて交通安全上支障ではないかと、危ないという声などもいただいておりまして、地区全体としての交通安全も含めた道路環境の整備という視点ではお声をいただいておるという状況でございます。

◆間宮由美 委員 では、地図に落としていただいて、ここの部分については狭いから広げてほしいとか、そこのところを改めて次回、分かりやすく出していただいてもよろしいですか。

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【第98号:篠崎公園地区まちづくりにおける補助第288号線ボックスカルバートの見直しを求める陳情】

◆間宮由美 委員 この陳情の中では、ボックスカルバートにすることによって、江戸川堤防に並行する道路が担うべき重要な機能が失われてしまうのではないかとご心配をされています。実際に洪水があったときに、ここの道路の機能が失われますか。また水没はしますでしょうか、改めてお聞かせください。

◎田中正淳 計画調整課長 いわゆる水位の高さで言えば超過洪水があった場合は、それは当然、その下にボックスカルバートは位置付けられております。

◎立原直正 土木部長 水没するか否かというお尋ねですが、いわゆる外水を防いでいる外郭堤防が破堤をするような状態で、江戸川区中みたいなところになれば、これは水没します。一般的な内水、集中豪雨が降るような、そういった場合にはボックスカルバートの中に水がたまらないような、そうした高さの設定なり構造なりということを念頭に置いて協議を進めているところでございます。

◆間宮由美 委員 その内水の場合にボックスカルバートであったとしても、水がはけるようにするということは、もう少し具体的にどのようにすることによって水没しないのかということをお聞かせください。

◎立原直正 土木部長 ボックス、入口出口と言いましょうか、車が入っていくトンネルの入口がございますね、これよりもボックスの中側のほうを山のような形にするといいましょうか、路面の高さです。必然的に水は高いところから低いところに行きますので、外側から逆に言いますと逆勾配になりますから入って来なくなる。万が一入ったとしても、勾配は外に向いていますので、入口側、出口側に向いていますのでと、そういった構造、高さ設定ですね、をしっかりと取り組んでいきたいというようなことで、そういう調整をこれまでしてきております。

◆間宮由美 委員 では、ボックスカルバートにしたとしても、そのような構造をすることによって水没をするということは内水のときはないということで、安心して良いということですか。

◎立原直正 土木部長 基本的にそのように考えていただいて結構だと思います。ただし、先ほどのような外から来る大規模な水害、もしくは周辺の下水道の排水能力を超えるような一時的な集中豪雨ですね、こういったことになりますと、周りもそのトンネルのボックスカルバートの外側も滞水しているような、冠水しているような状況であれば、一時的な冠水ということは事実上考えられますがという、すみません、前提をつけさせていただきますけども、基本は中に水がたまらないような構造にしていきたいと、そういうことでございます。