予算特別委員会最終日「総括意見」の8分間

予算特別委員会、最終日。今日は「総括意見」を述べる日です。
7日間の審議を今日の8分間にまとめなくてはならないのですが、まとまらなくて、まとまらなくて、さすがに焦っていた昨日。

1時からの「ガンカフェ」(このことはまたのちに書きますね。)に出かけた時に、前にCOOPがあったので寄ってみると、大好きな「紅玉」の林檎があるではないですか。それからそれから、ずっとがまんしていた苺、ちっこい子を見つけたので、がんばるために、買っちゃいました。

役所に戻って、甘酸っぱい匂いの中で、頑張ってまとめました。
今日は、8分ぴったり、皆さんの意見をつなぎました。以下が、その「総括意見」です。ちょっと長いけど、読んでください。

【総括意見】

桜のつぼみが、ほころび始めています。しかし、その花の香りも、空の青さにも気づかず、日々に追われている区民が、たくさんいます。新型コロナウイルス禍での初めての苦しみ。働きながらの子育ての苦しみ。障害があることでの苦しみ。どれも見過ごせません。ですから、予算は、区民が、前を向いて歩いていくためのものとなる必要がありました。

本会議で、区長は述べられました。再度、リーマンショックのような経済危機が来ても耐えられるよう、財政調整基金として、400億の確保を意識してきた。そして、今まさに、それを活用する時である、と。

組み立てられた予算は、継続事業はもちろん、新規・拡充88事業、廃止・縮小5事業、どれもが区民生活を守る視点と、さらに、「世界を変えるSDGs」の視点が盛り込まれました。

課題は指摘をさせていただきながらも、全体としては、全ての区民の幸せと、社会的援助を保障するために、地方自治体の役割を果たそうとする予算であると判断いたしました。
よって、今回の予算案に対し、一般会計、特別会計、ともに賛成を致します。

特に、検討を急いで頂きたいものについて、SDGsの視点で、3つの角度から申し上げます。

■一つ目は、「すべての人に健康と福祉を」「質の高い教育を」

■時間の延長、補食の再開がされたすくすく学童には喜びの声が届いています。
どの子の放課後も豊かになるように、特別支援学級の子も、希望する誰もが入れるような仕組みづくりと、「放課後等デイサービス」は、空き状況の一覧に着手願います

■児童相談所が、江戸川区にきた意義の大きさを実感します。虐待をなくす。そのための「親支援プログラム」が、どの親にも届くよう、運用を願います。

■がん検診については、年齢制限を外すこと、多臓器がんの腫瘍マーカーなども取り入れ、一人でも多くの人に受けてもらえるように進めて下さい。早くに見つかれば、生きることができます。

■■二つ目は、「働きがいも、経済成長も」「住み続けられる まちづくりを」

■多重下請け構造の中にあっても、賃金の下限額を下回ることはないと記される「公契約条例」がいよいよ作られます。
どの契約においても、この条例が適用されるよう、予定価格、1億8千万円と4千万円の見直しを求めます。
■区内飲食店への支援として、区職員、約15,000人に呼び掛けられた、デリバリーやテイクアウトの積極的な利用の呼びかけ。飲食店のお弁当を売る場所を、区役所内に設けることで、具体的な推進につなげてください。

■今すぐに必要な「防災・減災」のための施策は、危機管理室から、次々と出されています。「緊急告知受信機」は売り出されます。災害ボランティア講座を受けた方と町会などとの組み合わせも、始まります。それは、大事な「地区防災計画」策定への力に、必ずなります。

■また、災害を意識した公園づくりも行われています。

■そして、「スーパー堤防ではもう足りない」という元土木部長のご認識からも、一段高いレベルでの街づくりに進ませることが必要と考えます。

■小岩での事業は、単に再開発ということにとどまらず、災害に強い街を作るための、非常に大事なプロジェクトと認識しました。小岩という「点」のスキームを、江戸川区全体に「面」として広げ、災害に強い高台のある街を作る、そのために生かしてください。

■■■3つ目は、「パートナーシップで目標を達成しよう」区民の「参画」についてです。

■「子どもの権利条例は」、子どもたち自身の参画で作り上げるために、すべての小学校、中学校から意見をもらう努力をして下さいました。条例が出来てからもずっとその視点を大事に、生きた条例にしていって下さい。

■様々な理由で傍聴に来られない方が、議会の内容を知りたいと思うことは当然のことと考え、早くに会議録を作成できるよう検討していくと、真摯にお答えいただきました。区民の参画意欲を大事にする視点です。

■新庁舎については、学識経験者の方がおっしゃっていた「区民の参画をどう作るか」ということについて、さらに踏み込んでください。

■「制服リユース」と「子ども服☆ばとんたっち」は、まさに、SDGsの「行動」です。 SDGsは、遠いことではない。身近にあり、この行動を通して、自分も世界を変える1人になることができるということが、わかるものです。その視点で、どうぞ広げて下さい。

■基本となる「防災行政無線」の聞こえの情報を、区民から集めることも、区民の「参画」で、防災の街を作り上げることになります。

■今年の「成人式」については、新成人の皆さんからの声がたくさん、届きました。企画段階からの新成人の参画含め、今年の、7,479名の新成人の皆さんの思いを、「10年後の成人式」としてつないでください。
■公共サインにSDGsをつけることは、知ってもらうための大切な取組みです。あと10年。急がないとなりません。公共サイン他、至る所で、SDGsが見えるように要望します。

■■■■「国民健康保険特別会計」について申し上げます。

国保運営協議会の中で、区長からは、来年、国保の保険料をあげて良いのかどうかという壁にぶち当たりましたと、逡巡されている思いが語られ、その上で値上げについては「42円」と抑えたことが伝えられました。

しかし、均等割の7割5割2割軽減を受けている世帯が、約46%もいることから考えても、国保世帯の厳しさは歴然としています。軽減含めた様々な措置は、これからも必要と考えます。

また、コロナ禍での「傷病手当金」は、給与所得者は対象ですが、個人事業主は対象ではありません。支給対象者を広げるよう、国への働きかけをしてくださっていますが、急ぎ必要な措置のため、自治体独自として事業主まで広げていただけるよう、ご検討願います。

■■■■「後期高齢者医療特別会計」につきましては、コロナ禍で「短期証」を発行していないことから、今後とも発行しなくて済むのか、あるいは、発行しないことで不都合が起こるのか、よく見極めていただくことが必要と思います。

■■■■■コロナ課での来年度予算、SDGs目標年である2030年までの計画、そして、2100年までを見通した街づくり、それら全てを、すぐに始めなければなりません。

誰もが、春の暖かさを感じることができるように、区民と行政をつなぎ、「住み続けることのできる」、より豊かな自治体として発展していくために、区民の皆さんと一緒に、尽力して参ります。

以上、総括意見といたします。